今回は30回以上渡韓している筆者が『知識が0の方でも韓国旅行で利用可能なSIMカードに詳しくなれる情報』をお伝えします。
そんなことはわかっているけど、結局自分にとって一番お得で便利な方法を探すのって大変ですよね。
しかしご安心ください。
結論からいうと、韓国旅行でお得に快適にインターネットを利用できる方法は2つしかありません。
ベテランの筆者がおすすめするのは『SIMカード』と『モバイルWi-Fi』です。
この記事ではSIMカードに関してだけではなく、『モバイルWi-Fiとの違い』にも言及しているので読んだ後には、あなたにとってどちらが最適なのかを判断することができます。
さらに、SIMカードの利用を決めた方のために『おすすめのSIMカード』を3選まで絞ってご紹介します。
1.プリペイドSIMカードでできること
韓国旅行の持ち物として必須といわれているモバイルWi-Fiですが、最近では『プリペイドSIMカード』を利用する人も増えてきました。
プリペイドSIMカードでできことは
- インターネット
- 電話
- SMS
と主にこの3つです。
種類によって多少できることも変わってきます。
韓国旅行にインターネットは必要不可欠だから、これは注目のアイテムかも。
2.韓国旅行でプリペイドSIMカードを使うメリット・デメリット
韓国でプリペイドSIMカードを利用するメリットとデメリットをご紹介していきます。
メリット
値段が安い
現在日本で契約中の回線を韓国でも利用することはできますが、1日に2,000円から3,000円ほどかかります。
しかしプリペイドSIMカードは1日あたり数百円で利用可能です。
特別な契約は不要
プリペイドSIMカードはレンタル式ではなく購入式です。
購入したら、あとは持っている自分のスマートフォンにそのSIMカードを挿入して使うだけなので、わずらわしい手続きなどは特になく気軽に利用できます。
でもやっぱり気になるのはデメリット。
デメリット
韓国旅行者に人気のプリペイドSIMカードですが、デメリットもあります。
SIMフリーの端末しかできない
プリペイドSIMカードが利用できるのはSIMロック解除されているスマートフォンだけです。
通常、携帯電話会社で購入したスマートフォンはキャリアロックがかかっており、他の会社のSIMカードが利用できないようになっています。
ロック解除に関してはそれぞれの携帯会社によって方法や条件が変わってきます。
詳しくはそれぞれの公式サイトでご確認ください。
- ドコモのSIMロック解除方法はこちら
- auのSIMロック解除方法はこちら
- ソフトバンクのSIMロック解除方法はこちら
あらかじめ自分のSIMカードの種類も把握しておきましょう!
設定がわかりづらい
プリペイドSIMカードを利用する際は、スマートフォンにSIMカードを挿入するだけでなく、端末での設定も必要になってきます。
スマートフォンの設定などが苦手な方は難しさを感じるかもしれません。
それでも不安な人は、スタッフが対応してくれるところもあるから、そこで購入するのがおすすめ。
3.プリペイドSIMカードとモバイルWi-Fiの違いは?
海外でも日本と同じようにスマートフォンが利用できるプリペイドSIMカードですが、モバイルWi-Fiと迷う方も多いと思います。
そこでこの章では、プリペイドSIMカードとモバイルWi-Fiの違いをお伝えします。
プリペイドSIMカードの方が身軽
SIMカードはスマートフォンに差し込むだけでOKですが、モバイルWi-Fiはスマートフォンとは別にルーターを持ち歩く必要があります。
荷物が多くなるのが嫌でSIMカードを利用している人もいるです。
プリペイドSIMカードは通話やSMSも可能
モバイルWi-Fiはインターネットの利用がメインなので、通話やSMSは利用できません。
一方、プリペイドSIMカードは、種類によって通話やSMSもできます。
ただし、日本での電話番号がそのまま利用できるわけではなく、韓国で使える一時的な番号が与えられる仕組みです。
設定はモバイルWi-Fiの方が簡単
プリペイドSIMカードは設定がわずらわしいといわれていますが、モバイルWi-Fiはただスマートフォン側でパスワードを入力するだけなので簡単です。
モバイルWi-Fiの方がシェア向き
モバイルWi-Fiは同時接続台数がだいたい5名までなので、複数台でシェアしてもストレスなくインターネットの利用ができます。
しかしながら、プリペイドSIMカードはテザリング機能が付いておらず、シェアできないものもたくさんあります。
あなたはどっち派?
身軽で通話やSMSも出来るプリペイドSIMカードは、韓国旅行に慣れている人や一人旅の人におすすめです。
シェア向きで設定が簡単なモバイルWi-Fiは、韓国旅行初心者でグループ旅行される人におすすめします。
モバイルWi-Fiに関する記事はこちらを参考にしてみてください。
実際、一人行動が多いので、次回はSIMカードに挑戦してみます!
4.SIMカードを韓国で利用するときの注意事項
SIMを抜き差しする時のピンが必要
SIMカードを抜き差しする際、スマートフォンによっては『ピン』が必要になってきます。
忘れずに持っていきましょう。
念の為データのバックアップをしておく
プリペイドSIMカードを利用する場合は、スマートフォン上での設定が必要になってきます。
中には慣れない操作の途中で誤ってデータを消去してしまったという人もいます。
消えてしまってから後悔しないように、あらかじめデータのバックアップを取っておくことをおすすめします。
5.プリペイドSIMカードの種類は?
プリペイドSIMカードにはいろんな種類があります。
- データ通信のみ
- データ通信と通話ができるもの
- データ通信とSMSができるもの
- データ通信と通話、SMSの全てができるもの
など、自分の用途によって選ぶことができます。
6.韓国で利用可能なプリペイドSIMカードの購入方法は?
プリペイドSIMカードは、日本でも韓国でも購入可能です。
日本国内であれば、インターネットや空港、量販店などで入手できます。
また、韓国では空港やコンビニなどで購入できます。
7.韓国旅行におすすめのプリペイドSIMカード3選
『KKday』で予約できるプリペイドSIMカード
『KKday』では韓国大手の通信会社KT Olleh 4GプリペイドSIMカードの予約ができます。
データ容量無制限のSIMカードが割引価格で購入できるのでお得です。
さらに複雑な設定は一切不要で、SIMを入れ替えるだけで利用可能。
また、テザリングも使えるのでとても人気があります。
コネストでも予約できますが、KKdayの方が若干安いですよ!
詳しく知りたい人はKT Olleh 4G プリペイドSIMカードの口コミや評判は?韓国で実際に使ってみたをご覧ください。
SIM2Fly
インターネットで購入できるプリペイドSIMカードです。
韓国のみならず日本や台湾、香港などアジア各国で利用できます。
スマートフォンで設定してから8日間有効で、データ量は4ギガ。
価格は約1,200円とコスパも良く、多くの人に利用されています。
Three
こちらもインターネットにて購入できます。
6日間有効でデータ容量は6ギガ利用することができ、値段は安いところで800円程。
とてもお得ですが、香港時間が基準なので、設定する時間帯には要注意です。
ただしインターネットで購入する場合は、自分自身で設定する必要があります。
プリペイドSIMカードを活用して、韓国でインターネットを楽しもう!
今回は
- 韓国旅行でプリペイドSIMカードを使うメリット・デメリット
- プリペイドSIMカードとモバイルWi-Fiの違い
- おすすめのプリペイドSIMカード3選
をご紹介しました。
プリペイドSIMカードは韓国旅行の際にインターネット環境が手に入る便利な手段の一つです。
特に、韓国旅行に慣れた方や韓国で単独行動をする方はSIMカードを利用すると良いでしょう!
ちなみにドコモのスマートフォンを利用している人なら、ドコモのパケットパック海外オプションもおすすめですよ!
というのも、パケットパック海外オプションには以下の4つのメリットがあるからです。
- 今使ってるSIMカードをそのまま韓国で使える
- WEBで簡単に申し込める
- 1時間200円〜と必要な分だけ利用できる
- 24時間使っても980円と低価格
自分でSIMを入れ替えたり、インターネット設定をする自信がない…というドコモユーザーの方はパケットパック海外オプションがぴったりです。
現地で利用開始をして初めて料金が発生します。
実際に使わなかったとしてもオプションの追加さえしておけば、「購入したSIMカードが使えない!」というトラブル時も安心ですよ。
▼KT Olleh 4G プリペイドSIMカードの口コミや評判は?韓国で実際に使ってみた