- 韓国の結婚式に参列する際のマナーやタブーを知りたい人
- 韓国の結婚式に実際に出席した人のレビューを知りたい人
に向けて書きました。
結婚式に招待されるのは嬉しいことですが、国が違えばマナーやタブーは変わってきます。
特に初めて出席する方は、
「ご祝儀の相場はいくら?」
「どんな服装をしたら良いの?」
など、様々な疑問や不安を抱くのではないでしょうか?
そこで今回は韓国の結婚式に参列する前に知っておきたい6つの特徴をお伝えします。
5分ほどで読み終わるので、ぜひ最後まで目を通してくださると嬉しいです。
韓国の結婚式に参列してわかった日本との6つの違い
今では韓国の結婚式に慣れてしまった私ですが、初めて参列した時は日本との違いに驚きの連続でした。
当日、結婚式場で慌てなくても済むように、今からお伝えする6つの特徴を頭に入れておきましょう!
誰でも参列できる
「これまで韓国の結婚式に10回以上は参列した!」というと、「そんなに韓国に友達や知り合いがいるの?」と驚かれることがありますが、実際に親しい間柄だったのはわずか3組。
他のカップルに関しては当日まで顔も見たことがありませんでした…
というのも韓国の結婚式は誰でも参列可能です。
さすがに全く関係のない人は出席できませんが、
- 友達の友達
- 友達の先輩
- 会社の同僚の友達
- 彼氏の遠い親戚
など何かしら関わりがあるならOK
招待状がなくても問題ありません。
しかも前日に招待されたり誘われたりすることもあります。笑
日本では考えられないことですよね。
招待状がもらえない!?
今まで10回以上韓国の結婚式に参列した私ですが、一度も紙の招待状を受け取ったことがありません。
韓国ではWEB招待状が主流になっていて、ラインやカカオで送られてくることが多いのです。
結婚式当日まで誰が参列できるかわからないので、紙の招待状を全員分用意するのは不可能ですよね…
韓国の結婚式の祝儀は日本の10分の1だった!
韓国の結婚式のご祝儀は30,000ウォン(約3,000円)から。
日本の相場は30,000円といわれているので、わずか10分の1の値段です!
ただし、新郎新婦との関係性によって金額は異なってくるので以下の表にまとめてみました。
顔見知り | 30,000ウォン(約3,000円) |
---|---|
友人・同僚 | 50,000ウォン(約5,000円) 70,000ウォン(約7,000円) |
親友・上司 | 100,000ウォン(約10,000円)〜 |
上記は一般的な相場ですが、韓国人の友人にたずねると「未成年や学生じゃない限り、3,000円は避けた方が良いかも…」とのこと。
実際に私はよく知らない人でも基本的に50,000ウォン(約5,000円)は包むようにしています。
また、日本ではしっかりとしたご祝儀袋を用意しますが、韓国では真っ白な封筒でも大丈夫です。
それも、結婚式場に封筒が置かれているので、事前に購入する必要もありません。
ご祝儀袋の書き方は以下をご覧ください。
表には
- 祝結婚
- 祝華婚
- 祝盛典
- 祝聖婚
- 賀儀
と書き、裏の左下の部分に自分の名前を書きます。
私はハングルで名前を書いていますが、漢字やアルファベットでも良いそうです。
(ただし、漢字だと誰かわからない可能性があるので注意)
これは正式なものですが、割とみんな適当。
私の韓国人彼氏は表には何も書かず裏に名前だけ書いて渡しています。
それに新郎新婦に直接振り込むのも有りなんだ。
祝儀が少ない分、引き出物を贈る習慣はないよ。
服装と髪型はラフでOK!
韓国の結婚式に参列する際、服装や髪型のマナーやタブーはほぼありません。
気をつけることといえば、
- 真っ白の衣装は着ない
- チマチョゴリは着ない(親族ならOK)
- カジュアルすぎない
というくらいです。
ただし、おしゃれしすぎると浮いてしまうので要注意!
日本の結婚式の定番であるパーティードレスや着物は主役よりも目立ってしまうことになるのであまり好まれません。
私は以前、赤のワンピースを着て参列したことがあったのですが、周りの目線がかなり痛かったです…
落ち着いた色のワンピースやパンツスーツを着ている人が多いですよ!
韓国の結婚式の流れはシンプル
韓国の結婚式は所要時間がかなり短め。
早くて30分、遅くても約1時間ほどで終わります。
簡単な流れは以下です。
- 両家母親
- 新郎入場
- 新婦と新婦の父親入場
- 媒酌人から祝辞
- 結婚宣言
- 余興
- 新郎新婦より両家両親へ挨拶
- 誓いのキス
- 退場
- 写真撮影
- ブーケトス
- 食事
順番が前後したり一部を省略することもあるよ!
結婚式の後は新郎新婦とゆっくり話したり記念撮影する時間があまりないので、式が始まる前に新婦待機室へ行くことをおすすめします。
食事はビュッフェスタイル
結婚式の後は別会場に行って食事をします。
韓国の結婚式の食事はビュッフェ(バイキング形式)が主流です。
結婚式場によって内容は異なりますが、韓国グルメを始めとした種類豊富な料理が楽しめます。
食事会場の席は指定されておらず、出入りも自由なので、食べ終わったら帰宅してOKです。
食券は受付でご祝儀を渡した時にもらえるよ。
韓国の結婚式に参列する前に知っておきたい特徴|まとめ
今回は韓国の結婚式に参列する前に知っておきたい6つの特徴をお伝えしました。
韓国と日本の文化や風習は似ているといわれていますが、違う面もたくさんあります。
韓国の結婚式は日本よりも気軽に参加できるので、もし機会があればぜひ積極的に参列してみてくださいね!